「自閉症だったわたしへ」というベストセラーがあるでしょ。
オーストラリア人の
Donna Williamsさんが書いた本。
この本の日本語タイトルって、いいのこれで?
これじゃ、今は自閉症じゃないみたいじゃん?
そうすると、自閉症は治るものって思うじゃん?
でも、そうじゃないんでしょ?
自閉症は脳の障害だから、病気とも違うんでしょ?
もともとは、自閉症っていう名前の付け方が悪いから、うちに閉じこもりがちな人、みたいなイメージで使われてたけど、その後の研究で、脳の障害だってわかってきたんでしょ?
そう思ってたのに「自閉症だったわたしへ」なんてタイトルを見たもんだから、
あれ、自閉症って治るものなのか?
と思って、改めてネットで検索してみたら、
やっぱり治るものではないらしい。
Donnaさんの本の原題は『Nobody Nowhere』らしい。
全然「自閉症だった」なんてタイトルじゃない。
いいのか、そんな誤解を生むような邦題を付けて。
実際には本を読んでみれば、邦題の意図がわかるのかもしれない。
けど、世の中、その本をタイトルだけ知ってて中身は読んでない人が殆どなんだから、
その日本語タイトルの付け方は、自閉症に対する昔の誤解を呼び戻す効果が大きくて、良くないことだと思う。PR